児童が卒園後の生活をより安定して送れるよう生活用品の購入等、生活上必要な経費の一部として県内48の児童養護施設等卒園者に贈呈。【災害等準備金取り崩し助成】

(卒園者挨拶)この度は就職・進学祝い金のご支援をいただきまして、一同を代表しここらから感謝申し上げます。私は児童相談所で活躍する保健師になるという夢を叶えるため、看護系の４年制大学に進学します。医療系大学は学費が高い傾向にあるうえ、実習費の支払いや白衣の購入など、経済負担に対する不安は尽きません。そのため、赤い羽根共同募金からいただいた祝い金はとても大きいものです。私はいただいたお金を聴診器の購入に充てたいと考えています。自分で選んだ聴診器を使って、看護実習に参加するのがとても楽しみです。将来は私自身の過去の経験を活かし、苦しむ子どもを優しい声かけや見守りで精神的にもケアできる保健師になりたいと思っています。今後も、周りの大人の方や各団体様からのご支援に感謝の気持ちを忘れることなく、保健師としての素養を身に付けるための努力を重ねていきます。寄付をしてくださった皆さまにお礼申し上げます。