療育に通っている幼児親子を対象とし、音楽療法の講師を招いて、音楽療法を実施しました。
音楽療法については、午前は療育の時間に、午後は個別療育とは別の時間に、どちらも親子でおこなわれました。
事前にお子さんの様子を伝えるとともに、事後には当日の様子から感じられた気づきなどを話し合う時間を設けました。
この時間のあることで、日々の療育も音楽遊びとしてだけでなく、お子さんの反応などから療育にいかせることもありました。

毎年この事業を通して音楽療法を行っているが、利用児とその保護者からの要望は高いです。音楽を通して想いをやり取りすることは、発達に何らかの難しさをお持ちのお子さんとその保護者にとって心安らぐひと時でした。
また、いつもは触れることのできない楽器に興味を持って触れ、その音色や手ごたえを楽しむ事が出来ました。
音楽療法の前には日程の調整とともに、参加するお子さんの情報もやり取りし、そのうえで、音楽療法のプログラムを組んでいただいています。事後にはカンファレンスの時間を設け、療育にもつなげられるようにしています。
講師の島村先生は、この事業でずっとお世話になっている先生で、長く通っているお子さんにはその成長を感じてくださり、その成長を一緒に喜んでくださっています。