過去に「ふるさと福祉学習」や「新・ふるさと福祉学習」といった“地域の生活・福祉課題をテーマとした地域住民参加型学習”に取り組んできた。これらの事業の後継事業として①から③を行う地域（社協支会）を選定し地域福祉の推進を図る。本事業は可能な限り同じ地域において2か年実践できるよう令和2年度実施の共同募金助成申請は本事業の後期事業としたい。
①地域課題の共有化（地域課題についての関心をもち、気づき、認識させる）
②地域課題解決への方針決定（地域課題解決のための展開プログラムの構想を提案、合意形成する）
③地域課題解決の実践（展開プログラムをもとに活動を実施する）

福祉学習を通じて、モデル実践地域が主体的にそれぞれの地域における課題等を知り、課題の解決方法を考えるために、地域の住民が集うことの意義や大切さについて多少なりとも気づき実感していただくことができました。また、本協議会も、地域課題の把握やその課題解決に向けた地域住民の考えや方法などを共有できたことにより、今後、本協議会が地域福祉事業を推進するための参考とすることができました。地域福祉活動を支えるための貴重な財源とである共同募金に寄付をされた皆様方に対し心から感謝申し上げます。有り難うございました。