○現在設置しているスチームコンベクションオーブンの基盤の不具合により、安定した食事の提供ができなくなった。仮の電子基盤を活用し応急処置をとっているがいつ不具合を起こすか不安がある。スチームコンベクションオーブンは保育園での食事を作る上で中心的役割を果たしており、多岐にわたった食事を作ることが可能。既設のスチームコンベクションオーブンは保育園開園当初の設置より１２年が経過しており、機器の劣化・消耗により部品の交換ができない状態になっている。その為買い替えが必要となった。安定した食事提供と共に職員の業務効率化を図る必要がある。食材をむらなく加熱し栄養分の流失を抑え食材の本来のうまみを引き出すことが可能になる。また、食材にあわせ最適なスチーム量をコントロールできる省エネ設計になっており、低電力で活用することができ経済的である。

　子どもたちのカラダとココロを作るために食材の栄養素を壊すことなく、調理が出来るスチームコンベクションオーブンを赤い羽根共同募金で助成していただきました。子どもの脳は保育園に入園している０～５歳の時に一番大きく成長します。脳の発達が著しいこの時期に子どもの興味、関心を育てる保育をしています。そこに欠かせないのが食事です。脳に十分な栄養を届けることによって、豊かな発想力、想像力が芽生えていきます。また、食事は生きる上で楽しみのひとつでもあります。食材のうまみを最大限に引き出せる調理器具を使用し、子どもたちが毎日美味しいと思える食事を提供することは使命でもあると感じています。これからも、保育園の食事を通じて子どもの健やかな健康と食べることの喜びを伝えていきたいと思います。食べることは生きること。生きることは食べること。
　このたびは本当にありがとうございました。