〇今後、地域共生社会の仕組みづくりが求められている中で、様々な生活福祉課題の把握・早期発見の仕組みや地域住民における住民主体の解決の仕組み作りや専門職によるバックアップ体制、または地域で解決できない課題のつなぎなど、地域福祉の推進を進める専門職のコーディネート力が一層問われている。そうしたコーディネートに向けては、引き続き社協職員またはＣＳＷの養成やＣＳＷのスキルアップについて、次年度以降も継続した研修体制を確保していく必要がある。

今回皆様のご厚意により助成金をいただき誠にありがとうございました。現在、島根県社会福祉協議会においては、地域社会が直面する生活・福祉課題が深刻化・多様化する中、またコロナ禍により様々な地域福祉活動等が、実施方法の変更など大きな変容を迫られている中で、課題解決や地域福祉活動の継続に向けて、身近な地域で対応できる基盤づくりが重要であると認識しています。この基盤づくりに向けて、社協のこれまでの住民参加の取り組みを元に、住民やその他の関係者、様々な関係機関との連携・協働によって、地域福祉活動の中核を担う人材（コミュニティソーシャルワーカー）の育成を、各市町村域にて地域福祉を推進する市町村社協と協働して進めています。今後地域福祉推進を行っていく我々社協の果たす役割がますます重要となる中、引き続き、関係機関と連携し、基盤強化、体制整備等に取り組んでいきますので今後ともご支援ご協力をお願いいたします。