ハンセン病の国立療養所「邑久光明園」を訪問し、回復(施設入所)者との交流や資料館や施設見学などで、ハンセン病という病気だけでなく、感染者を取り巻く環境や施設でのことなどを人権問題として考え、学ぶ機会とする。また回復者が年に一度、里帰りされた時の交流会など、福祉教育の機会を支援する

ハンセン病回復者と交流を深める会は、岡山の国立療養所に入所されている回復者との交流をきっかけに、ハンセン病や感染した方を取り巻く環境について知ってもらおうと、劇や講演など30年余り活動を続けてきました。
　啓発活動の中でも、特に高校生など学生も参加する交流活動は、人権学習の機会として大変大きな影響を与えるもので、毎回帰りのバスでは回復者さんのつらかった過去や、今を前向きに生きる姿と強さに感動の声、涙があふれています。
　今回も、たくさんの方に本事業に関心を持ってもらい、本事業が開催できたことを感謝申し上げます。また来年度についても継続して開催できますよう重ねてご支援をお願いいたします。