早良厚生園の切干大根は評判も良く、昨年の11月に自己資金を使って大根加工場を建設したことにより広い乾燥場の確保、安全性と品質管理、今まで以上に大量の切干大根を保管できる施設が整いました。さらに、今年度は大根の作付面積を3反から4反に増やすことから、畑の管理作業や収穫において人も乗れて作業にも活躍できる車両（ダブルキャブ）が必要となり申請しました。現在使用中の3人乗りトラックは、登録が平成17年11月で車両の修理代もかかって荷台もサビ付き腐食が見受けられます。車両の整備が出来れば、職員と利用者の作業負担を軽減し、収穫などの効果も上がることが見込めるとともに、利用者の工賃向上にもつながります。

今シーズンも早良厚生園の就労継続支援Ｂ型では、切干大根の製造に向けて、畑づくりや種まきの作業を行いました。この度の共同募金配分金で購入した就労用の車両のおかげで利用者と職員の負担軽減につながり、作業の効率も上がりました。11月に入ってからは立派に育った大根の収穫に取り掛かっています。畑で車を使った後は、皆さんで水洗いをして泥汚れを落としています。これから冬場に向けて収穫した大根の皮むき、乾燥、袋詰め作業が始まります。新物の切干大根ができたら、赤い羽根のロゴが入った車で配達をしたいと思います。今後も大切に使用し、利用者の工賃アップにつながるよう努力いたします。ありがとうございました。