難病患者は、健康に対する不安に加え、将来的な生活設計や就学、就職等さまざまな面で悩みを抱え、孤独になりがちである。また、家族や介護者等も同様にさまざまな面で患者支援に行き詰まり、心を開いて相談できる相手がいないと思いがちである。
患者や家族が相談を通じ、心の不安を取り除き心穏やかに療養生活を送ることができる、また正しい情報を得て、早めに適正な診断や治療を受け、重症化するのを防ぐことを目的とする。
・難病相談ウィークとして、疾病別に日替わりで難病連の加盟団体である疾病当事者・家族及び専門医もしくは専門職が待機し、電話、面談、メールによる相談に応じる。

　難病患者は病名がわかるまで時間がかかり、また確定診断られて以降、根治療法もなく出口のない真っ暗なトンネルの中で、ひとり孤独に悩んでいる方が多くおられます。そのような悩みが尽きない日々の中で、貴会からの支援で「難病相談ウィーク」を毎年開催させていただくことにより、じっくりと専門医、専門職の方に相談することをきっかけで、専門医に結び付けることができた、病気についての疑問が解消され安心して療養生活できた等々、相談者から感謝の言葉をたくさんいただきます。
　またこの事業において、相談者に広難連の存在、患者同士が不安や悩みを吐露する場があることを知ってもらえることもでき、患者会活動の中核的な使命なのだと確信しています。
　この度も、無事難病相談ウィークが終わりましたことをここに感謝し、引き続き悩める難病患者の一助になるべく、弊会は微力ながら活動してまいります。
　ありがとうございました。