毎年、保護者会がクリスマスにサンタクロースとトナカイになってプレゼントをしてくれたり、楽しい出し物を見せてくれたりし、お昼はごちそうやケーキを食べパーティをする。その中で、食物アレルギーのある子供は友達と同じものが食べられないストレスを抱えているので、クリスマスくらいはみんなと同じ物（見た目、味）のアレルギー対応のケーキを食べ、食でも共感しクリスマスを心からすべての子が楽しむようにしたい。

神代保育所では、毎年保護者会主催で趣向をこらした出し物やサンタさんになって子どもたちに一人ひとりプレゼントをしてくれます。その後には、ごちそうを食べます。
しかし、みんなと一緒のものを食べられない子ども達がいます。食物アレルギーを持つ子ども達です。保育所に通う子ども達が楽しみにしているひとコマが食事のひとときなのです。それは大好きな友達や先生と一緒に食べ「おいしなぁ」「これ、食べたことある」等々、楽しく会話しているからです。そんな時、アレルギー食を食べている子はどこか寂しそう、見た目や形は同じものでも子ども達は分かっているのです。なのでクリスマスくらいは、みんなと一緒のものを食べさせてあげたいなと思い、駄菓子屋さん協力のもと完全なアレルギーフリーのクリスマスケーキを作ってもらいました。子ども達はみんな一緒のケーキを美味しくいただきました。共感の気持ちが広がり笑顔いっぱいになりました。