＜現在の状況＞平成5年に建物新築と同時に電話設備を整備した。施設入所者が親族や友人等への電話に使用しているが、設備が老朽化し、通信障害が発生している状況である。
＜どのように改善したいか＞新しい電話設備の導入により、入所者と親族等の通話の際に通信障害が生じることなく、円滑に有効な会話ができるよう改善したい。
＜期待される効果＞施設入所者にとって、親族や友人と話しをすることは、非常に重要なコミュニケーションの機会であり、精神的な安定や生活の自立に大きく寄与する。

清月荘では、入所者へご家族やご友人から電話が入ると、直接入所者個人の居室へ外線を転送しお話してもらっています。しかしながら、これまでの電話機では、転送がうまくいかずに、電話が途中で切れてしまう事態が頻発し、入所者のみならず、せっかく電話を下さったご家族等にもご迷惑をおかけしてしまっていたため、心苦しく感じておりました。
この度、皆様のご寄付により、新しい電話機を設置したところ、これまでのようなトラブルが一切なくなり、入所者居室の外線の転送がとてもスムーズに行えるようになりました。このコロナ禍において、施設での面会を控えて頂いている現在は、電話のみが入所者とご家族等との唯一のコミュニケーション手段となっております。快適な外部とのつながりは、入所者の生活に明るさと笑顔をもたらせてくれました。これからも末永く、大切に使用させていただきます。本当にありがとうございました。