社会的養護児が、地域で自立した暮らしを始めるにあたって獲得しておくべき生活スキルは、食事作り、家計管理、安全を守る技術、DIY、心理的安寧や健康管理など多岐にわたる。社会的養護児は、自身の家族との落ち着かない日々、そしてそれに続く児童養護施設や里親家庭での暮らしの中で、多様な生活経験を持つことができない場合が多い。そこで、社会的養護にある高校生が、自立生活スキルを習得するプログラムの一つである「食生活管理スキルワークショップ」を計画した。

コロナ感染の心配がある状況でリスクを最小にする方策としてオンラインによるワークショップになったが、高校生のワークショップ参加により、若者の食への関心が高まり、調理を楽しむことができました。また、栄養バランスを考えて自炊する大切さを学び、しっかり三食とることで明日の活力となることを理解することができました。
助成いただき、ありがとうございました。