＜現在の状況＞当事業所は、刺繍を施した商品の受注販売を行っている。平成30年度に職業用刺繍ミシンを整備し、生産性の向上と刺繍の種類を広げることができたが、注文数が増え、現状では生産能力を超えているため、営業の幅に制限が出ている。
＜どのように改善したいか＞生産力を高めるため職業用刺繍ミシンを増やしたい。また、利用者が練習できる環境やミシンが故障したときのリスクを回避するためにも職業用刺繍ミシンを2台としたい。
＜期待される効果＞利用者がミシンを扱う機会が増え、生産力が向上することで利用者の賃金向上につながる。また、従来からの注文先以外にも新たな注文先が増えることで障害への理解と効果的な発信が期待できる。

赤い羽根共同募金の配分によって、私達夢んぼの刺しゅう工房に、新しくミシンを購入することができました。刺しゅうミシンの性能が格段に高くなり、いままで時間がかかっていた作業や高度な要望にお応えできることが可能になり、ご利用者様、職員一同、仕事の幅などが増えることに大変期待を持っています。この刺しゅうミシンを利用して、更なるご利用者様の居場所と出番を確保し、生産性の向上、工賃アップに取り組んでいきます。皆様の心のこもった募金に感謝いたします。ありがとうございました。