会員の高齢化と障がい者本人が施設入所した等の理由から、当会の会員数は減少し、収入も減少している。そこで、共同募金の配分金により、親の会の目的や事業内容等をまとめた「活動のしおり」を作成（増刷、5,000部）し、一般市民、特別支援学校、特別支援学級のPTAや障がい者施設の保護者会などに配布しながら、会員増に繋げて参りたい。
また、東日本大震災と原発事故に伴い、浜通りの会員が県内や全国各地に避難を余儀なくされている現状を踏まえ、親の会の活動や障がい者福祉制度の情報などを掲載した会報（3,400部）の作成・配布も併せて実施する。

■活動のしおり
会員の減少が続くことに歯止めをかけ、少しでも会員を増やすために「活動のしおり」を作成してきた経緯があります。今回は内容を改版し第2版を作成するために、赤い羽根共同募金の配分金を活用させていただきました。早速配布したところ、「親の会ってこんなことをやっているの？」、「親の会に加入したい！」との声が徐々に聞こえてきて、少人数ですが入会に結び付いたところです。寄付者の皆さま、ありがとうございました。
■会報ふくしま
東日本大震災から10年となります。浜通りの市町村親の会（大熊、富岡、双葉、浪江、広野、新地、楢葉）もすべて解散してしまいました。そのような中にあって、本会報は県内の市町村親の会の活動などを紙面を通じて共有できる唯一の情報伝達の手段であります。共同募金の配分金をいただいたお陰で発行することができました。心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。