『電話相談員の増加を目的とした広報事業(広報誌の作成)』
全国の自殺死者数はピーク時よりも約6割減少しているのに対して、本県の自殺死者数は3年連続前年を上回っており、本県の自殺対策が決して十分ではない事実を真摯に受け止める必要がある。このような状況の中、福島いのちの電話は、相談電話の接続率が7%以下という実態にあり、悩み・苦しんでいる人たちの相談に十分に対応できていない。この原因は相談員不足によるものであり、更には電話相談を行って20年を経過したが、目標である24時間電話相談も未だに実施できていない状況である。
相談員の養成・確保が焦眉の課題であることから、このたびの共同募金の配分金により既存の広報誌の内容を充実させる。具体的には、相談員になるための手続きや研修内容等を掲載するなどして、相談員の確保に繋がる内容としたい。
※広報誌:年2回発行(9月・3月を予定)、1回当たり5,000部×2回=合計10,000部
福島いのちの電話は、平成9年9月に全国43番目のセンターとして開局以来、「ひとりぼっちで悩まずに」をスローガンに、人々の悩み、苦しみを解決する手助けを行うため、ボランティア相談員による相談活動を行っております。
令和2年の全国の自殺者数は昨年より750人も増え、本県でも3人増加しております。加えて、新型コロナウイルスによる不安は心身に大きなストレスとなり、確実に心の内を解放できる手段が喫緊の課題となっております。そのような中で電話相談は、「いつでも・どこでも・誰でも話ができる」手段であり、大きな期待が寄せられています。
このたびの配分金は、相談員の養成・確保を目的とした広報紙の充実のために活用させていただきました。県民の皆さま、ゲートキーパーの皆さまへ配布することにより、孤独感に悩み、苦しんでいる方がに寄り添うための一助になることを願っています。寄付者の皆様の善意に感謝申し上げます。
募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
---|---|
活動の名称 | 電話相談員の増加を目的とした広報事業(広報誌の作成) |
活動の目的 | 社会参加・まちづくり支援 |
団体名 | 福島いのちの電話 |
活動の対象 |
住民全般 福島県民の皆様 |
活動のテーマ・分野 | 社会的孤立防止 |
活動の機能・形態 | 資材・広報物制作 |
活動内容の補足事項 | 広報誌の作成 |
助成金の使途 |
広報費 通信運搬費 |
活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
|
---|---|
収入の内訳 |
|
活動を実施した場所 | 福島県内 |
活動を実施した年度 | 令和2年度 |
入力し、送信ボタンをクリックしてください。送信した内容は、中央共同募金会を通じて地域の共同募金会に送られます。
ご協力、ありがとうございます。
〒960-8141 福島県福島市 渡利字七社宮111 県総合社会福祉センター
TEL:024-522-0822 FAX:024-528-1234
URL:http://www8.ocn.ne.jp/~akaihane/
e-mail:akaihane@axel.ocn.ne.jp