『居室内装改修事業(造付けベッド撤去・内装改修)』
年々利用者の重度化が進んでおり、定員100名中52名が要介護認定(要介護度3以上が約3割)を受けている。本来、要介護度3以上の方は特別養護老人ホーム等へ入所するはずであるが、現に施設に入所していること、経済的に困窮していること等の理由により専門施設へ入所することができず、当施設が「終の棲家」となっている。
現在、利用者の居室に設置しているベッドは昔ながらの造付けのものであるため、起き上がりを補助する手すりや安全バーもなく、利用者にご不便をお掛けしている。緊急的に自己資金で1ヵ所改修工事を行ったが、介護用ベッドを必要とする利用者の全ての居室を自己資金で改修することは難しい。そこで、共同募金の配分金により11ヵ所の造付けベッドを撤去し、介護用ベッドを設置できるよう居室内装の改修工事を行う。
このたびは、赤い羽根共同募金の配分金を頂き、心より感謝申し上げます。
配分金をいただいて行った工事は、入所高齢者の居室の内装改修工事(造り付けベッド撤去、内装改修)です。入所者の生活の基礎となる居室の造り付けの木製のベッドが老朽化で傷みやささくれが激しく、また、小柄な高齢者が使用するには高さの調節もできないため、ベッドへの臥床や立ち上がり時に転倒の危険が生じていました。
現在は工事も終了し、造り付けの木製ベッドはきれいに撤去され、入所者一人ひとりの体格や介護度、生活レベルに見合ったベッドを利用できるように生まれ変わりました。実際に「使いやすくなった」「夜に転ばなくなった」など喜びの声がたくさん聞かれており、安心した生活を提供できる環境となったことを大変嬉しく思います。
ご協力頂きましたみなさまの思いやりと善意をしっかりと受け止め、施設運営に努めて参ります。ありがとうございました。
募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
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活動の名称 | 居室内装改修事業(造付けベッド撤去・内装改修) |
活動の目的 | 社会福祉施設支援 |
団体名 | 福島恵風園 |
活動の対象 |
要支援高齢者 要介護高齢者 |
活動のテーマ・分野 | 高齢者福祉 |
活動の機能・形態 | 施設整備 |
活動内容の補足事項 | 造付けベッドの撤去、内装の改修工事 |
助成金の使途 |
建物増改築・補修 |
活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
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収入の内訳 |
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活動を実施した場所 | 福島恵風園 |
活動を実施した年度 | 令和2年度 |
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ご協力、ありがとうございます。
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