施設では5台の車両を保有しているが、通院や社会参加時の送迎用として使用している福祉車両1台が導入後8年を経過し、経年劣化が危惧される。当該車両は車いすやｽﾄﾚｯﾁｬｰを搭載できる唯一の車両であり、劣化や故障により使用不可となった場合、入所者の急変時の搬送等に重大な支障をきたす恐れがある。そこで、共同募金の配分金により、送迎用車両（車いす仕様車）の増車を行う。導入後の効果としては、既存車両の長期運用や修理代の節減が見込まれるほか、利用者に対して安全・安心な送迎ｻｰﾋﾞｽの提供が可能となる。

このたびは、皆様のご寄付により新しい送迎用車両（ハイエース）を購入することができました。入所者及び施設職員を代表して深く御礼申し上げます。
これまで当園には車椅子を搭載可能な車両が1台しかありませんでしたが、今後は車椅子の方の通院が重なってしまった場合もすぐに対応することができるようになり、入所者の皆さまにも安心していただけるものと思います、
また現在、新型コロナウイルスの感染予防ために外出や行事等が例年通りには実施できない状況ですが、この状況を乗り越えた後には、より多くの皆さまに外出の機会を楽しんでもらうことができるものと期待しております。
これからは、いただいた新しい車両を様々な場面で活用し、地域を安全運転にて走行することで、赤い羽根共同募金という素晴らしい運動の広告塔になるとともに、ご寄付いただいた皆さまへの感謝の気持ちを表していきたいと考えております。ありがとうございました。