当保育園は昭和55年に定員60名で開園し、平成22年に現在の場所に定員を90名に変更して新築移転した。その際、保育室用のﾛｯｶｰの大部分を入れ替えたが、使用できそうなﾛｯｶｰ16台を旧園舎から運んで使用してきた経緯がある。
昨年度、福島市の監査でﾛｯｶｰの経年劣化が指摘され、園としても園児の怪我の防止の観点から早急な入れ替えが必要と考えている。しかしながら、現在も園舎の移転・新築時の資金の返済が続いており、園単独では購入が難しい状況であるため、共同募金の配分金により保育室用ﾛｯｶｰ16台の入替えを行う。

このたび、赤い羽根共同募金の助成金により、保育室のロッカーの入替えをさせていただきました。
このロッカーは子どもたちが毎日使うものです。送迎時に保護者に衣類の準備はしてもらいますが、保育園にいる間は自分で準備をします。ロッカーから必要な衣類を選んで着替えることは保育活動の大事なひとつと考えています。
これまで使用してきたロッカーは、経年劣化により至る所に傷みがあり、子どもたちの怪我のリスクが一番心配でしたが、お陰様で新しいロッカーを整備することができ、安心して保育活動を行うことができます。真新しいロッカーを見てさわって、嬉しそうな表情を見せる子どもたちの姿がとても印象的でした。
このような事業を実施できましたのも、赤い羽根共同募金にご寄付くださいました皆さまのお陰です。心から感謝申し上げます。