平成22年に元縫製工場であった建物を児童福祉施設に改修し、障がい児のための放課後等ﾃﾞｲｻｰﾋﾞｽを行っている。しかしながら、費用の関係で必要最低限の改修に留めたこともあり、障がいの特性に合った間取りとなっておらず、また建物自体も昭和59年に建てられたものであるため、床や天井など至る所が老朽化している。
現在は、ｶｰﾃﾝや簡易的な仕切り等を使用して音が気になる子どもの場所を確保する対応を取っているが、保護者からも建物の構造や老朽化に対して多数ご意見をいただくことが増えてきた。ついては、共同募金の配分金を活用して、根本的な施設の改修工事を実施する。なお、具体的には経年劣化による壁のﾋﾋﾞや床のゆがみ等の修繕、ﾊﾞﾘｱﾌﾘｰ化等の工事を予定している。

私たちの事業所は、平成24年に放課後等デイサービス事業所として開所しましたが、建物が古く、汚れや壁の破損等も酷いため、前々から早急な改修工事が必要であると考えておりました。
しかしながら、高額な事業費であるため、すべてを自己資金で賄うことは難しく苦慮していたところ、このたび赤い羽根共同募金の助成決定の連絡をいただくことができました。
改修工事を実施したことにより、明るく清潔感のある室内となり、子どもたちも私たち職員も大変喜んでいるところです。
毎日、障がいのある小学生から高等部までの子どもたちが通い、元気に活動ができるのも、赤い羽根共同募金のお陰です。寄付者の皆さまに心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。