当作業所は、主に精神・知的障がいを持つ利用者が通所する就労継続支援B型の事業所であり、文房具やﾌﾙｰﾂｷｬｯﾌﾟの製作、ﾒｰﾙ便の配達等の軽作業等を行っている。開所当初は1つの受注作業と畑仕事を通して職業訓練を行ってきたが、10年目を迎えた現在は受注作業を9社からお預かりするなど、徐々にではあるが利用者の工賃も増えつつある。
しかしながら、各種作業を行う際に使用している作業台は、ｶﾚﾝﾀﾞｰの裏紙を貼り付けた卓球台や解体前の古民家や廃業した事業所から譲り受けた古いﾃｰﾌﾞﾙを使用しているなど作業環境の整備が遅れている。
そこで、このたびの共同募金の配分金を活用して新しい作業台を2台整備し、利用者の皆さんの作業環境の充実を図りたい。

当事業所運営のため、作業台整備事業に配分をいただき、ありがとうございます。
これまで縫製用品梱包作業において、大きな布を広げたところから規定の畳み方をするまでに卓球台を使用しておりました。経年劣化によりテーブルの木片が付着してしまったり、テーブルのがたつきがあったことで作業には不適切なものでしたが、事業収入が少なく、なかなか購入には至りませんでした。
今回新しく作業台を購入させていただいたことにより、立ちっぱなしの作業もやりやすい高さになり、がたつきもなく作業がとてもし易くなりました。利用者の方々からも「大きなテーブルで作業がやり易くなったね！」「折る時の線が見やすくなったね！」との喜びの声を聞くことができ、スタッフ一同大変嬉しく思っております。
貴重な浄財で購入させていただいた作業台です。今後も障がいを持つ方がイキイキと働く場を提供できるよう努めて参ります。ありがとうございました。