＜現在の状況＞近年、車いすを使用する入所者が増加し、車いす対応車両を利用する頻度が増えてきたが、当施設が保有する車いす対応車両は13万㎞を超え老朽化のため平成31年1月に廃車となった。現在は、同法人の近隣施設の車両を借り対応しているが、近隣施設においても介護度の高い利用者が増え、希望する時に利用できない状況である。
＜どのように改善したいか＞今後さらに介護度が増す入所者への負担を軽減し、安全に送迎することができるよう車いす対応車両を整備したい。また、今後も車いすを使用する入所者の増加が見込まれるため、車いすが２台対応できる車両を整備したい。
＜期待される効果＞入所者のニーズにあった外出が可能になる。行動範囲が広がることで、入所者のさらなる生活の質の向上とストレス軽減を図ることができる。

この度は、車いす仕様の車両の助成を頂き、本当に有難う御座いました。今まで病院受診や外出時に使用していた車両の老朽化が進み、利用者様にもご不便な思いをさせておりましたが、新しい車両が購入できたことで時間効率も上がり、コミュニケーションも多く取れ、移動が快適となり満足度も上がっております。高齢化により、運動機能が低下しつつある利用者様が増える中、複数台の車いすで乗車することが出来るようになり、一度に多くの利用者様と外出が出来ることとなりました。今後も様々なシーンや外出の企画の考案を行い、大切に使用させて頂きます。この度は本当に有難う御座いました。