まちじゅうの店舗や病院、カフェなどで主人が思い思いのテーマで収集した本を私設図書館として設置する。主人は館長となり、本を仲立ちに町民が集うコミュニティとなる。
まちじゅう図書館は、高齢者と子どもたちなど人と人がつながる場になったり、埋もれている郷土資料や昔語りの伝承、地域の中での居場所づくりにつながっていくと考える。

　ホームページを開設できたことで、町内外の方々へ広報活動、ホームページ情報からの来館者が増加。また、信用のある活動であると認識された。
ことひらまちじゅう図書館オリジナル読書手帳を増刷することができた。
月に1度ほど開催している「ちょっとこばうれしくなる勉強会」時に使用するための図書の購入ができた。郷土の作家による同人誌など町の郷土資料として購入できた。これらの応援をいただき、町に少しずつ「ことひらまちじゅう図書館」が増えつつある。当初の3館から現在は町内に22館となった。図書館のない町ではあるが、本と人が繋がる居場所、郷土愛を育む活動から町の住民から応援いただいている。