家庭や地域に居場所をもっていない子どもや高齢者のために、子どもや高齢者が一人でも参加できる地域の交流拠点となる「地域食堂」を、月２回開催する。また、地域の居場所づくりとして「たまりばカフェ」を月1回開催する。

令和2年度は、地域食堂を始めて5年目の節目に当たる年でした。折しも全世界がコロナ一色に染まる中、食を介した活動をどのように続けるのか、続けられるのか、悩みながらの一年でした。しかし、5月の連休に塩ビ遮蔽板を制作したことに力を得、その後は11月末まで何とか食堂形式を継続することができたこと、利用者の声をきっかけに1月からはお弁当配布に切り替えて活動を継続できたことなど、学びと収穫の多い一年でした。地域食堂は、月2回実施。食堂利用者は35名前後でしたが、お弁当利用に切り替えてからは利用者が60～70人に増えました。また、10月には、芋煮＆りんご狩りツアーを実施。自分でもぎ取ったりんごを丸かじりしたり、季節の芋煮をみんなで食し、利用者のみならずスタッフにとっても貴重な息抜きの機会となりました。今後も、参加者全員が集う楽しさをエネルギーとして、ともに成長していく場を作っていきたいと考えています。