高齢者の日常の買い物・通院等の移動の問題が表面化。福祉有償運送のしくみでは対象者が“移動困難者”と限定的となってしまう。またデマンドバス等はなかなか難しい状況。
地域の支え合いによる移動支援のしくみをつくる。またそれを起点に生活支援にもつなげていく。
①「地域支え合い車両」7人乗りワゴン車リース開始
②送迎ボランティア募集、育成、登録
③協力団体、協議体との連携
・今回は活動地区・団体を２地区とし、その後３～４地区と増やしていく。
・担い手養成講座を年２回×10人＝20名養成
・運行を年60回（月5回）を目標とする。

高齢者が住み慣れた地域で生活を送るため欠かせない課題の一つに、買い物や通院等の移動の手段があります。こうした地域の課題や支え合いの活動を話し合う「協議体」では、高齢者の移動支援を手助けしたい気持ちがあっても「事故などを考えるとなかなかできない」「社協の車両を借りることはできないか」との声があり「地域支え合い車両貸出事業」を開始しました。今回、皆様からご寄付をいただいたおかげで、新しい車両も加わり外出支援に活用させていただくことができました。ありがとうございました。今後も、この活動に協力をしていただける団体を募り活動を育むことで、高齢者等の生活支援の一助となるよう、地域の皆様と一緒に支え合い・助け合いの絆を広げてまいります。