県老人クラブ大会は、会員が一堂に会する年1回の開催で、自立した・生きがいのある生活の実現や他世代・関係団体と連携し、安全・安心の住みよい地域づくりを担うなど社会に貢献できる老人クラブを目指すため、育成功労者や優良クラブの表彰、講演を行うことにしている。

全国有数の長寿県である熊本県において、県老人クラブ連合会（県老連）は、設立以来「健康」「友愛」「奉仕」の三大スローガンのもと、約９万人の会員を結集し、県下各地域で高齢者福祉の担い手として、ひとり暮らしの高齢者等を励ますシルバーヘルパー友愛訪問や清掃・美化、見守り・防犯・交通安全等の様々な活動に取り組んでいます。また、県老連では、「のばそう！健康寿命、担おう！地域づくりを」をメインテーマに県老人クラブ大会を開催し、会員相互の連携等を深めるとともに、クラブの活性化を図っていますが、令和２年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で大会を中止しました。そこで、会員の意識の高揚とクラブ活動の活性化を図るため、クラブ活動に功績があった会員並びに優良老人クラブ等に対する県老連会長表彰を実施し、その資金に共同募金を活用させていただきました。募金をしていただきました皆様、たいへんありがとうございました。