地域社会に暮らす方々のつながりを作り、世代、国籍などに関わらず、人として尊重しあい助け合える社会づくりを目的として、地域サロン「みんなの居場所ひなたぼっこ」を開所し地域に活動への参加を呼びかけています。
　主な活動内容は、多世代・多文化交流広場、どなたでもどうぞ「セルフカフェ」、赤ちゃんくらぶ、まなびば、自主勉くらぶ、親子日本語教室です。

　コロナ禍で「居場所でお茶を飲みながらおしゃべり」が出来なくなってしまって途方に暮れていたとき、共同募金の助成金を活用して「クラフトくらぶ」を始めることになりました。「エコクラフト」「フェルト・布」「ボンド」「リボン」などいろいろな材料を用意し、高齢者でもできる小物づくりの活動を考案しました。その中で、コロナの収束を願う「感染防止アマビエちゃん」をつくり、お世話になっている仲間に送らせていただくことができました。
　地域の高齢者の中にはモノづくりをする「クラフトくらぶ」に興味を持って、定期的に通ってくる方が増えました。中には、マスコットづくりを教えに来てくれる方々もいて、自分が作るだけでなく「人に教える」という楽しみを感じてもらうことができ、人との新しいつながりもできました。