現有車両は20年経過し、走行距離11万㎞を超えている。高齢化で独居高齢者が年々増加する一方、移動販売車の撤退や担い手不足によりコミュニティの継続が難しい。小地域が点在する中、住民ふれあい会、病院受診対応、買物支援、宅配弁当、自宅訪問等の事業が必要であるが、介護報酬等の減収など財源も厳しい。今回の配分により車両を更新したい。(助手席昇降/660CC/4人乗り)

この度は、車両購入の配分金をいただき誠にありがとうございました。
長野県の最南端に位置する天龍村は、県境の山間僻地に集落が散在し、平坦な広い道路が少なく急坂の細い道路ばかりです。
「緑と、澄んだ空気、人情あふれる高齢者の笑顔」が売りの当村の社会福祉協議会としましては村の主人公である高齢者が、住み慣れた地域を離れることなく、最後まで自分らしく生き生きと暮らし続けていただくことを一番に考えております。
この車の購入により、腰が曲がってきたり、足が不自由な方々が楽な姿勢で乗り降り出来、皆様に大変喜ばれております。
１人の笑顔が、狭い村、皆の笑顔と元気につながり、心から感謝しております。