学校に居場所を見いだせない子どもたちが安心して過ごせる居場所の必要性を感じ『ならはらの森なかの学舎』を立ち上げました。自然の中で遊び、学び、のびのび育っていく学びの場の提供と家族への支援を行う事で子どもたちの成長の一助となる事を目的にしています。学舎に通う事でまずは生活のリズムを整え、子ども自身が自分を見つめる機会を作っていく事が大切だと考えています。そして子どもの希望・課題に応じた学習支援の他、より深い体験・学びとなるよう講師によるプログラム（英語、ダンス、笑いヨガ、野外活動・木工作業）を取り入れています。令和４年３月末現在、１９名の子どもたちが学舎を利用しています。

今回いただいた助成金は、外部講師への謝礼金とパソコンの購入に使わせていただきました。子どもたちに様々な経験をさせてあげるため、専門の知識を持った講師の方にご指導いただています。どうすれば子どもたちの興味・関心を引き出せるのか、講師の方も創意工夫しながらプログラムを進めてくださった事で、初めは無関心だった子から「今度はこんな事をしてみたい！」という言葉もきかれるようになってきました。継続して行う事の大切さを実感しています。パソコンが挿入された事で、これまで各自が持ち帰って作成していた資料や記録等、一台のパソコンで操作出来るようになり事務仕事が効率的になりました。ありがとうございました。