平成18年4月より障害自立支援法が施行され、支援費制度では障がいのある中高生世代はサービス対象外のため、放課後や長期休暇時の受け皿が必要になっており、対策として各地でタイムケア事業が開始されています。
　しかしながら、小学生にとっても放課後・休日対策のニーズが多く、家族の負担になっているケースがあると思います。
令和３年度実績
　4月、緊急事態宣言中を除く毎週木曜日放課後に30回開催。長期休暇1日預かり2日。支援学校、小学校へのお迎えを行いました。
　利用者1名にスタッフ1～2名がつき、室内で卓球、お絵かきなどを行い、室外では近所の公園で遊具を使って遊び、あすてらす近郊を散歩して過ごしました。長期休暇の場合、朝から夕方までバスハイクで遠出を行いました。
　三潴総合福祉センターゆうゆう、福岡県英彦山青年の家、久留米市成田山、上津Find&Act、久留米市青少年科学館

　共同募金配分金のおかげで、障がいのある小中高生の居場所を作ることができました。それに合わせて障がいのある小中高生の家族もレスパイト（休息）を取ることができたと思います。
　平日は特別支援学校や近所の小学校へ迎えに行き、長期休暇では、遠くへ出かけることにより普段ではあまり経験することができない経験をボランティアとともに得ることができました。
　また、障がいのある小中高生の居場所だけではなく、ボランティアの交流の場としても機能しています。OBの方も時々参加してもらえるような温かい場づくりができました。配分ありがとうございました。