主な活動に調理実習と木べら製作があります。調理実習の材料は利用者全員で買い出しを行っています。そのほかにも色々な場所に出かけることで、利用者に様々な体験をしてほしいと願っています。木べら製作では、得られた収益は利用者の工賃となります。そのほかにも、絵本の読み聞かせやクリスマス会で地域の方やボランティアの皆さんと交流をしています。

今年度も新型コロナが、毎日の生活に大きく関わる１年になりました。
スーパーでの週１回の買い物や、外食、様々な施設の見学などが困難になるなど、制約の多い生活を、潤いのあるものにするために、ドライブや、昼食のテイクアウトで気分転換を図りました。また、調理実習での役割を増やし、昼食作りに張り合いをもたせたことで、自信と積極性が観られるようになりました。作業活動では、貼り絵制作のスキルがあがったことで、新潟県の障がい者芸術文化祭への出典が恒例化し、地域での制作依頼が増え、日々張り切って制作をしています。他の作業や、ラジオ体操が歩行などの健康づくりの取り組みなどへも積極性が出て、生活全体への張り合いにつながっています。新型コロナで生活が暗くなりがちですが、毎日の生活を充実させることで日々の生活を楽しみ事ができることが実感できた１年でした。共同募金の助成金はそんな日々の大きな支えになっています。