子ども達の豊かな心を育むため、夏休みに約60人の親子が集い、自然とのふれあい遊びを通じて「ともだちづくり」をする。
会場周辺の豊かな自然を生かしたゲームや自然物を使った作品の制作（野あそびワークショップ）等行いながら、グループ活動をすることで集団活動に必要なルールを身につけ、協調性が養われる。また、自然とのふれあい遊びをすることで、身近な自然の不思議に気づき興味を持つようになる。

　毎年子どもたちが楽しみにしている「自然体験ともだちづくり」が、今年もコロナ禍で開催できませんでした。遊ぶことすら制限される子どもたちに少しでも自然体験の中の遊びを体験してもらいたいと、いつも講師でいらしている中山康先生にご協力いただきました。
子どもたちは、瞳を輝かせて工作に取り組んでいました。
　中山先生は、自分が走ると回る風車は困難に立ち向かう子どもたちに応えてくれるように、紙トンボは願いが大空に届くようにとの思いを込めているとのことで、その思いが子どもたちに届いたようで、夢中になって何度も風車や紙トンボで遊んでいました。子どもたちの姿を見て、これが今できる最善の方法だったと感じ、助成を生かせてよかったと思いました。
　来年度がどのようになっているか分かりませんが、子どもたちが自然とふれあいながら情緒を育む事業を行っていきたいと思います。
　ありがとうございました。