児童虐待の現場等を多く取材されてきたフリーライターである杉山春氏を講師として一般市民向けに講演会を開催します。講演会は、コロナ感染症の感染拡大防止のため、リモート形式（参加費は無料）で行い、当日参加できない希望者には期間を限定して配信します。

赤い羽根共同募金に浄財を寄せてくださった皆様ありがとうございました。「児童虐待を減らしたい～SOSが出せる地域となるために～」をテーマに講演会を開催することができました。コロナ禍、当初予定していた対面での講演会は開催が難しく、リモート形式での講演会に計画を変更して参加者を募ったところ、県内外より４４名の参加がありました。また、当日予定があわない方や、子どもがいてよく聞き取れなかった方のために希望者にはアーカイブ配信を行うことにし、好評を得ました。虐待死事件を起こした親たちに共通するのは、一生懸命子育てに頑張っていた時期があったけれども孤立し、子育てに挫折してしまった人たちであるということでした。虐待が特別な親たちの個人的な問題と思われがちですが、講師のお話から、地域で子育てに関わり支援していくことの重要性を認識することができました。