社会福祉協議会では「在宅介護者の集い」と題して町内で在宅で介護に励まれる方々を対象に介護保険制度施行時期から継続的に実施してきており、参加者からも好評を得ている。介護を経験してきた方からの体験発表や介護に役立つ学習も取り入れ年々内容も充実している。福祉関係者としては在宅介護の生の声を聞き入る貴重な機会としてケアマネなどを含めて年１回の交流を大切にしている。
また、社協施設内に「認知症カフェ」を開設し、隣接するグループホームの入所者や町内の方等がお茶を楽しみながら話をし、交流を深められる場所として定期的な開催を予定している。

今年の在宅介護者の集いは「エンディングノートについて」と題し、もしもの時に備えて、遺されたご家族に自分の情報や想い、希望について書き留めることの必要性について教えていただきました。
また、社協施設内に開設している「認知症カフェ」については、新型コロナウイルス感染予防の観点から、大々的な広報は行わず、来所した方について対応させていただくことにしました。来年度以降、予防対策を講じながら皆さまの憩いの場として運営できるようにしていきたいと思います。
ご寄付いただいた皆さまのおかげで有意義な事業ができていることに心から感謝申し上げます。