自分の意志や思いを原稿として表出し発信してもらっている。聴覚障害にかかわる最新の全国的な情報をいち早く発信することで、社会への関心を深め、自身のリハビリなどに役立ててもらっている。
また、関係機関への送付により、存在を知ってもらい専門知識として生かしてもらうことで、孤立している方の掘り起しができる。

　難聴という障害は、外見からはとても分かり難く、聞こえない辛さや、心理的な悩みなどをなかなか理解してもらえません。コミュニケーションがうまく取れないため、他者とのかかわりを避ける人もいます。周りから孤立する難聴者が一人でもいなくなるように、いろいろ工夫をしながら活動しています。
　皆さまからの寄付のお陰で、毎月様々な情報を届けることが出来ました。紙面を通じて仲間の頑張っている様子や楽しんでいる様子を伝えることで、なかなか外出できない現状でも、みんなが繋がっていることが実感できました。発行作業をしながらコミュニケーションを楽しむことも、今は難しいですが、自分も参加してみよう、みんなに会いに行こうと思ってもらえる機関誌づくりをこれからも続けていきたいと思います。
　本当にありがとうございます。引き続いてのご協力どうぞよろしくお願いします。