＜令和2年12月24日 憩いの家及び近隣レストラン】
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ほとんどの行事を中止してきました。多くの利用者は障害年金とわずかな工賃収入で静かに生活しています。彼らにとって施設の行事は、大切な余暇活動であり、クリスマス会は特に楽しみにしている行事です。依然として、感染拡大の対策は必須ですが、最善の注意を払って開催させていただければと思います。この開催を通して、人と交流するスキルの向上や一年を振り返っての慰労、またコロナ禍で忘れていた笑顔の取り戻しをしたいと思います。さらに家族の方々には日頃の活動の様子を見ていただき、事業所の働きに理解とご協力を賜りたいと願っています。

利用者さんの多くは、障害年金とわずかな工賃のみの生活で、つつましく生活しています。一年を通して刺激の少ない生活をされています。その中で年末のクリスマス会はとても楽しみにしておられ、秋から「またあのゲームをしたいな」と職員に希望を伝えてこられます。1部の食事会、2部のお楽しみ会には大勢の参加者で賑わい、今年も開催できたことを嬉しく思いました。
研修会では、いつか自分でレストランに行けるようになれればと、レストランのマナー講習会を開催しました。注文の仕方や、フォークの使い方、ジュースの飲み方などを店スタッフから学びました。参加者からは「なんだか大人になった気分がした」と喜んでいただきました。

• 特定非営利活動法人憩いの家 (外部リンク)