当会では、平成30年5月に「熊川宿若狭美術館」を開館し障がい者の作品を展示しています。　
鑑賞者（県民）の関心・理解・評価を高め、障がい者アートと現代アートが同じ土俵で鑑賞される環境を構築し、障がい者の美術をもう一つの現代美術として定着させ、障がい者と健常者が共に高め合い、認め合う共生社会の実現を目指したい。　
より広く鑑賞者の関心を得られるよう、糸や布を使った刺繍等の作品にも取り組みたい。また、芸術活動を広く周知してもらうため、制作過程の記録・保存を行いたい。表現素材を多様化し、量も豊富にして、表現の場と機会を充実させたい。
実施：毎月12回　会場：若狭ものづくり美学舎（若狭町熊川）　参加：2,000名　

　この度は本法人の【障がい者等生きがい支援事業】にご支援いただきありがとうございました。
　支援いただいた寄付金はステンレス作業台と椅子を購入させていただき、就労継続支援B型事業所で使用させていただいています。
　本法人の就労継続支援B型事業所は平成30年8月に開設しました。おおい町、若狭町の十代～七十代の方が利用しており、若狭歴史文化館の管理清掃、若狭塗り箸作業、織機での織物製作などを行っています。　購入したステンレ作業台と椅子は仕事や制作に使用しています。
　障がい者が働くことはやりがいや喜び、自分の役割や責任を持つことで社会とのつながりができいきいきと暮らせます。
　ご寄付で仕事場の環境を整えることができ、働くことを通して人に必要とされるということを実感し家庭以外での事業所や仲間から喜びと生きがいを実感してもらえればと感じています。