当会では、重度の知的障がい児者を対象に放課後等デイサービス事業を行っています。
低学年の知的障がい児が増えたことで、安全な見守りが課題となっています。　
そのため、部屋から出ないように囲む策を設置し、見守りが薄くなる場面での安全面を確保したい。
また、食べこぼしや失禁等で汚れた部分だけを洗えるカーペットやマットを整備し衛生面に配慮するとともに、防炎加工が施されている素材を使用し、児童の成長と日々の充足に努めたい。
　施設：すまいるステーション（坂井市春江町江留上昭和）　利用者：12名

　低学年の児童は、車椅子から降りると元気に這って好きな場所へ移動します。自主性を伸ばしてあげたいため、安全に見守りを行うようにしていますが、一人に目をやっていると別の児童が…とヒヤヒヤする事もありました。助成金で購入したサークルは、安全に多数の児童を見守ることができ、また、児童同士のトラブル回避にも繋がるようになりました。
　もう一つ助成いただいた簡単に取り外して洗えるマットとカーペットは、コロナ禍の現在、衛生に使用できることもあり、とても重宝しています。
　スタッフ一同はもちろん、子ども達も保護者も心から感謝しています。　
　地域の方たちに見守られながら障がいがあっても個々の子ども達の成長を伸ばし、のびのびと元気に過ごしていけるよう支援に努めたいと思います。