・社協内軽作業：就労に至るまでのステップアップを図るため、社協内にて3ヶ月間、各種プログラム（室内作業・農作業等）に参加。対象期間は対象者に助成金の中から対価を支払い就労に対するモチベーションの向上を目指す。
・職場体験：社会課題解決に関心のある、又は人材不足や短期離職に課題を抱えている企業や団体に説明を行い、協力事業所として登録を促す。仕事の切り出しを依頼し、90時間分の就労体験を実施。就労を継続する意欲喚起の一環として体験期間中は助成金の中から対象者へ対価を支払う。その後、体験終了後に双方の合意があれば雇用に結びつけられる。（高知市社協内の無料職業紹介事業）
・支援を柔軟に行うために、有償ボランテイアを市社協ボランテイアセンター等と連携して起用する。
・相談者の作業の補助やアドバイスなどのサポートを行う。

・これまで求人開拓は即戦力となる中途採用に力を入れてきたが、今回職場体験プログラムを通じて、人材育成や社会貢献への関心が高まった。（職場体験プログラムを通じて採用決に至った企業の人事担当者）
・地域社会で受け入れられづらかった人たちの、生きづらさやしんどさについて聞き、自分たちに何かできることがないかと受け入れに同意した。実際に関わることで、課題があることを理解する一方で、その人の良いところもたくさん知れたので、これからも継続して受け入れていきたい。（介護事業所の担当者）
・ずっと自宅に居て社会からの孤立を感じていたが、清掃のボランティアを通じて、スタッフからも感謝され、自分たちも社会に居場所を見つけたようで嬉しい。（医療機関でボランティアを開始した対象者）