＜現在の状況＞施設開所後35年が経過し、衛生設備自体が古く異臭がする。和式便所のため重度の障害者や介助が必要な人には使いにくい現状である。また、男女の仕切りが天井まで設置されていないため、プライバシーの観点でも課題である。
＜どのように改善したいか＞施設内のトイレ２か所について、すべての衛生設備を更新したい。重度障害者も利用しやすいように洋式化するとともに介助がしやすいようなスペースの確保等レイアウトの変更等も行い、プライバシーの確保を図りたい。
＜期待される効果＞重度障害者が不便を感じることなくトイレを利用することができ、介助者も安全な姿勢で介助を行えるようになる。設備が新しく、プライバシーも確保されることで、安心した快適な排泄空間となることが期待できる。

共同募金に協力していただいた多くの方のご厚意により、あけび苑のトイレ改修を行うことができました36年前の古くつかいにくいトイレが、プライバシーがしっかり確保され、誰でも使用しやすい様式トイレに変更し、手洗いも自動水栓になったことから衛生面でも格段に安心になりました。また、個室の広さも見直して介助しやすい広さになったので、職員の介助の負担も軽減されました。利用者さんも「トイレがキレイになった」と喜んでいます。これからも大切に使わせていただきたいと思います。ありがとうございました。