村内３０大字のうち、地域の福祉課題に積極的に向き合い、住民主体によるサロン活動などその大字に応じた「小地域福祉活動」を実践している大字の活動組織に対して、上限年額３万円活動費を助成。コロナ禍で、地元公民館での「参集型サロン」が、感染拡大防止のため「自粛」される中、サロンスタッフによる「訪問・見守り活動」を代替事業として展開した。訪問時には、花の種や苗、脳トレドリル、ぬり絵など各家庭でもできる材料を添えて、声掛け活動を行った。

コロナ禍で、「コロナに負けないぞ！　やまぞえつながりプロジェクト」をテーマに、これまでの「参集型サロン」ではなく、「訪問・見守り活動」に趣向を代えて、小地域福祉活動の継続を図った。住民が一堂に会し、楽しい時間を過ごす機会は少なかったが、「訪問」という新たな事業展開に、スタッフからも「次年度以降の新たな活動展開のきっかけづくりになった」という声が各大字から聞かれた。