折りたたみテーブルは主にイベント販売時・作業台・研修会で使用しています。特に年間数回あるイベント販売は利用者の工賃や地域社会との関係に大きく影響しています。
　現在使用している折りたたみテーブルは平成2年に開所した「ありんこ福祉作業所」（のちの当事業所）時代から使用しています。中には横板が剥がれたり、ささくれがひどくガムテープで補強しているものもあります。見た目も悪く、持ち運びの際に利用者や職員がケガをする不安があります。
　通常、折りたたみテーブルは地下倉庫の棚に収納しています。高い位置になると収納しずらく大変です。また、使用する際は1台1台持ち運びをしていましたが、収納台車があることにより10台まとめて移動ができるので持ち運びの際の転倒、接触の危険も解消されます。また、手狭な倉庫もスッキリと片付きます。

　このコロナ禍の中で今年も赤い羽根共同募金の助成金をいただきことができ、ありがとうございました。
今回の助成金により老朽化が進み、毎回ガムテープで補強をしていたテーブルの代わりに新しい折りたたみテーブルとテーブル用台車を購入しました。利用者も「新しくなって嬉しい」と大変喜んでいました。
　募金に協力して頂いた皆様に感謝しながら、大切に使っていきます。また今後も地域社会に貢献できるよう利用者、職員共々努力をして参りたいと思います。