当施設では利用者の高齢化によるADLの低下が顕著であり、さらに、疾病の重度、重複化などにより、今まで畳の上で生活ができていた人が、寝起き等で立つことが困難になるなど、日常の生活にベッドの導入が必要になってきています。
　現在、入所者の2割にあたる20人が食事を含むほとんどの生活をベッド上ですごしています。これらの利用者は座位の保持が困難であり、スタンダードなベッドでは十分な対応が困難であることから、早急に多機能ベッドへの移行が必要とされています。このため、施設でも多機能ベッドへの移行を急いでいるが高額なため整備が遅れているのが実情です。
今回の配分により、多機能ベッドを増設することができれば、利用者の安全・安心の度合いが増し、適切な支援ができる環境づくりが整うものと考えております。　以上のことから、上記物品を整備するための配分金を希望します。

　暖かなご寄付をいただき、本当にありがとうございます。
　福祉施設は、利用者の皆様が、安全で安心できる、また快適に生活できる生活環境を整備する義務がありますが、全ての整備を独自に行うことは非常に難しい時代になっています。
　そのような中で、共同募金の配分金を活用させていただくことは、利用者の皆様及び職員共々非常にありがたく感謝申し上げます。今後もご支援のほどよろしくお願いいたします。

• 社会福祉法人山梨福祉事業会清山寮Webページ (外部リンク)