野外療育訓練事業は、日頃野外に出る機会の少ない在宅の心身障害者が、自然とふれあい、仲間との交流や団体活動を通して協調性を養うことを目的としています。例年共同募金会からの配分金を県内7地区の団体に分け運営しており、好評なため参加者が増加傾向ですが、肢体の不自由な方が利用できるリフトバスのレンタル料が値上がりしています。また、支援学校卒業生記念品贈呈事業は、例年山梨県内の特別支援学校（小学部、中学部、高等部）の卒業生を対象に、卒業の祝品として甲州印伝の品を贈呈しています。今年度の卒業予定者は約270名です。両事業とも県からの補助金が削減され、当協会の財源では賄いきれないため今年度も配分申請を提出いたします。

　多くの方の善意により本年度も2事業を実施することができました。長引く新型コロナウイルスの影響で計画通りに実施できない様子もありましたが、各々工夫を凝らし実施にこぎつけました。今後も温かいご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

• 山梨県肢体不自由児協会Webページ (外部リンク)