県内13保護区に設置された「サポートセンター」や「再犯の防止等に関する法律」など「更生保護」は県・市町村と密な関係が求められています。しかし、県民の認知度は低く関心が薄いのが現状です。山梨県更生保護大会は「更生保護」を県民にもっと知っていただくよい機会ととらえ、県内を5ブロックに分けて開催しています。本年度は富士川町において「第64回山梨県更生保護大会」を開催します。大会では「講演会」と「顕彰式典」を行い、開催地の著名な方に講師依頼をしています。大会の運営費の一部は国から「更生保護フォーラム費」として負担されていますが、残りの運営費は更生保護関係6団体が負担金として拠出しています。しかし、更生保護関係団体はボランティア団体で会員による会費から運営されています。この負担金をいかに少なくしていくのかが課題です。

　人の立ち直りを支える更生保護。しかし、県民にはまだ認知度が低いのが現実です。更生保護を支えているのが「保護司」「更生保護女性会員」「就労支援事業者機構会員」「BBS会員」です。彼らはボランティアとして活動しています。
　このような更生保護を支える方たちに対して行われる顕彰式典や更生保護を広報できるこのような大会を毎年開催できることに感謝しています。これからも安全・安心な山梨県を目指して更生保護関係者及び関係団体一同頑張っていきます。