障害の状況によってコミュニケーション方法が異なり、自分に合ったコミュニケーション手段を習得することで社会の情報を得、社会参加への一歩となる。コミュニケーション方法や歩行訓練、料理など盲ろう者個々に合わせた生活訓練を実施。

視覚と聴覚に障害を持つ盲ろう者にとって、残された感覚はとても大事なものです。視力がわずかでも残っている方は、スマートフォンなどで文字を拡大し、なんとか文字を読める方もいます。しかし、視力低下が進むことで、それすらもまったく見えなくなってしまうのでは、と不安を抱えています。そのような方が点字を習得するのは、とても有益なことです。触覚という盲ろう者が活用できる点字の訓練を、盲ろうになりつつある方に提供することができました。ありがとうございました。