毎月1回土曜日、午前10時～午後1時に豊田市逢妻中学校区の小中学生を対象に子ども食堂を開催している。食事は参加者とともに作り、午後からは創作活動や勉強支援を行っている。特に、ひとり親家庭、外国にルーツを持つ家庭、生活しづらい子ども等に注視しながら見守りを行う。
12月にはクリスマスイベントを計画している。また、子ども食堂に参加する子どもたちの内、貧困家庭の子どもには、食材の提供も行う。(1回あたり7人程度に食材を提供）

コロナ禍で失業してしまった、特に外国にルーツを持つ人々は、家族をかかえ、本当に困っていました。未だ仕事の見つからないお母さん、２ケ月毎に仕事を転々としているお父さん、共同募金の助成金は、各々の家庭の事情に合わせて、物資をお届けする事ができたのでとても助かりました。まず、お米が必要でした。小さな子どもでも、袋の中にお米が入っていると、声を出して喜びます。いつもお米の事が心配なんですね。料理をする家庭には調味料や野菜、子どもが作る家庭には簡単なレトルト食品、そしてクリスマスには、ちょっとおいしいお菓子で心豊かに！　ひとりひとりお渡しすることで、子ども食堂のスタッフとご家族との間に一層の信頼関係が生まれました。頑張っている人たちにスタッフも励まされ、コロナ禍ゆえにこの事業を続ける意義を感じる毎日です。「ありがとうございました。」とお母さんたちが何度も頭を下げられました。感謝、感謝です。