県内のﾊﾟｰｷﾝｿﾝ病患者・家族が連帯して、医療・福祉・療養生活の充実・向上のために活動しているが、当支部の目的を達成するためには年4回（5、8、11、2月、1回当たりの発行部数300部）の会報の発行はなくてはならない事業である。病状が進む患者も多い中、全ての会員宅に届く支部会報は重要な情報源であり、会員同士の交流も図ることができる唯一の手段である。継続実施が必要な事業であるが、会員数の減により収入も減少し財政的に厳しい状況にあるため、共同募金の配分金により実施する。なお、配布先は当支部会員、全国及び他県支部、医療関係者、行政、福祉関係機関などを予定している。

当支部会報は年4回発行され、会員相互の親睦と交流を深め、医療・福祉・療養生活等を向上させるためになくてはならない大切な広報誌です。資金不足のため、白黒ｺﾋﾟｰ機印刷やﾎｯﾁｷｽ留めなど会員の手作りで会報を作っていた苦労の時代もありました。
今年度も当支部の状況をご理解いただき、配分金を頂戴することができました。お蔭様で、中身もｶﾗｰ印刷などを取り入れることができるようになり、きれいで内容が分かり易くなったと会員からも好評を得ております。新型ｺﾛﾅｳｲﾙｽ感染症により患者同士の集まりが難しい状況が続きますが、会報を作成し会員に届けることができることに感謝しております。寄付者の皆さまの善意に、心から御礼申し上げます。ありがとうございました。