＜現在の状況＞昨年度から事業所で提供する作業や施設外就労の内容をブラッシュアップし、利用者の工賃向上に尽力した。しかし、現在所有する車両では乗車人数が足りず荷台スペースも狭いため、利用者のやる気やモチベーション、今後期待できる作業収益の増加の妨げになっている。
＜どのように改善したいか＞より多くの利用者の送迎、荷物の運び入れを行うため、車両を増車したい。
＜期待される効果＞座席と荷台の切り替えがスムーズにでき、荷台スペースが広いため、より多くの内職や自主製品の荷運びが可能になることで作業収益の増加が望め、賃金向上につながる。また、より多くの利用者が施設外に参加できるようになり、モチベーションの維持や就労意欲の向上が期待できる。

この度は配分金を頂きありがとうございます。車両整備として7人乗りのシエンタを購入することができました。法人全体で2年前より施設外就労に力を入れており、朝夕の送迎時に毎日使用しています。また、事業所内作業の毎日の納品、食糧支援物品の引き取り（週1回）、事業所製品の外販イベント出品時、悪天候時の区役所・保健所販売移動時など、利用者の日々の移動に欠かせない移動手段となっております。新型コロナウィルスの影響で開催を見送っておりますが、レクリエーションでおでかけする時が楽しみだね、と利用者の皆さんと時折話しています。この大変厳しい状況下でも希望をもって先々の楽しみを語り合えることで、将来のエネルギーに繋がればと改めて強く感じています。本当に有難うございます。