＜現在の状況＞当施設では、高齢者配食用の運搬用車両2台、利用者の送迎用車両2台を使用しているが、送迎用車両が不足しており、公共交通機関を使わざるを得ないことや、利用者が気兼ねして送迎の利用を控える場合がある。
＜どのように改善したいか＞公共交通機関を利用した自宅と施設の往復による負担の軽減やより多くの利用者に施設を利用してもらうため、送迎車両を増車したい。また、事業所見学・体験や地域イベントにも積極的に取り組みたい。
＜期待される効果＞利用者の負担を軽減し、より多くの利用機会やより長い利用時間を確保することができる。また、社会参加や交流、一般就労に結びつく機会を増やすことができる。また、公共交通機関の利用を控えることで感染症対策にもつながる。

配分金により、すばらしい送迎車を購入することができました。「わぁ～、大きい車！ ピカピカだね！ あ、ここに赤い羽根のマークがついてる！」と皆さん車を囲んで大興奮で、早く早くと乗り込みます。いざ発進すると、窓が大きく、いつもの通り道も違う風景のように見え、初送迎のときには、皆さん大はしゃぎでした。「この車、今までの車の中で一番好きだな」「そうだよね、風も気持ち良くて、砂利道もゴトゴト揺れないから痛くないね」と、いつもは大人しい方も会話に参加し、会話が弾みました。「明日もこの車で迎えに来てほしい」と皆さん笑顔で帰宅していきます。募金してくださった方々の思いやりが詰まった車を使える事、大変喜ばしく思います。今後も大切に使わせて頂きたいと思います。ありがとうございました。