当施設は昭和55年4月にいわき市内の唯一の軽費老人ﾎｰﾑとして開設した。開設後39年を経過し、入居者棟にあるﾄｲﾚが和式で現在の生活様式に合わなくなり、また衛生面からも早急な更新が必要となってきた。
加齢に伴い足腰の弱くなった入居者のため、緊急的に自己資金で簡易的な洋式便座（和式便座に被せる形）を設置してみたものの、すぐに壊れてしまうほか、利用者に転倒の危険性があることが分かった。
そこで、このたびの共同募金の配分金を活用して既存の和式トイレを撤去し、洋式トイレの設置工事を行う。なお、全てのﾄｲﾚを一斉に交換することは資金的に厳しいため、まずは足腰に不安な方が多く居住する9部屋のﾄｲﾚについて洋式化工事を行うこととしたい。

このたびは、共同募金の配分決定をいただき、誠にありがとうございました。
完成したﾄｲﾚは素晴らしくきれいで衛生的であり、ﾄｲﾚ入口の段差も解消され、安全面でも改善を図ることができました。利用者・職員一同、大変喜んでいるところです。
施設職員も、こまめな清掃とﾒﾝﾃﾅﾝｽを心掛け、いつまでもきれいで衛生的なﾄｲﾚを維持できるよう努めて参りたいと考えております。
赤い羽根共同募金にご寄付をお寄せくださいました皆様、本当にありがとうございました。