昭和23年より児童養護施設の運営を開始。当園では小規模ｸﾞﾙｰﾌﾟｹｱ（ﾎｰﾑ）や地域のｸﾞﾙｰﾌﾟﾎｰﾑで処遇を行っているため、それぞれのﾎｰﾑごとに車両が必要である。現在6台の車両を保有しているが、車両の多くが中古での購入であるため老朽化が著しい。
入所している子どもたちの約7割が養育者から虐待を受け、大半の子どもが専門治療施設や病院がある郡山市へ往復約100ｷﾛの通院をしているため、早急に車両の更新を行いたいが、措置費として支弁される事業費や自己資金のみでは非常に厳しい。
子どもたちの安全・安心な送迎のため、共同募金の配分金を活用して老朽化した車両の更新を行う。

このたびは、赤い羽根共同募金の配分を受け、8人乗りﾜｺﾞﾝ車を購入させていただきました。購入直前に保有するﾜｺﾞﾝﾀｲﾌﾟの車両が修理不能・廃車となったため、今回の配分決定は大変有り難く、心から感謝致しております。
児童養護施設に入所する子どもたちの多くは、専門治療施設や医療機関の受診が必要であり、当園から100ｷﾛほど離れた郡山市へ通院しています。購入した車両は、子どもたちの通院のほか、等法人で運営するｸﾞﾙｰﾌﾟﾎｰﾑ2軒と本体施設の往来などにも使わせていただく予定です。また、新型ｺﾛﾅｳｲﾙｽ感染症が落ち着きましたら、旅行やｷｬﾝﾌﾟなどの行事にも活用して参りたいと思っています。
赤い羽根共同募金にご寄付をお寄せくださいました多くの皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました。